こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
今年に入ってまだ5冊目です。
ペースが遅いですが、徐々にペースを上げていきたいと思っています。
そんな5冊目の2017年読了は、
以前から読みたかった本を読みました↓
あきらめない
働く女性に贈る愛と勇気のメッセージ
厚生労働省の事務次官で、2009年の郵便不正事件で逮捕されるも、
冤罪だったとして無罪判決となった村木厚子さんの本。
当時、テレビで見てとても衝撃を受けた事件でした。
検察がそんなことするのか?と恐ろしくなりました。
極限状態の中でも、自分の信念を貫き、無罪を勝ち取った思いは
どんなだったのだろう?ととても気になったのを覚えています。
本では事件のことも書かれていましたが、主に村木さんの生い立ちから
仕事や子育てに奮闘する姿が描かれていて、
スゴイ努力の方なんだなと思いました。
やわらなか雰囲気の見た目ですが、とても誠実で実直に目の前のことを
こなしているのだと思います。
だからこそ、絶対に無実なんだということを強く曲げなかったのでしょう。
人の良さ、心の強さ、自分自身を持っているということが
伝わってくる、そんな本でした。
また、女性の社会進出が当たり前の今ですが、
村木さんが結婚、出産をしながら働いていた時には、そんな環境ではなく、
男社会だったとのこと。
数少ない女性として男女雇用均等法やセクハラなどに尽力される姿に感動しました。
こういった努力があったからこそ、今私たち女性が働きやすく、
結婚、出産をしても働ける社会になったのだと思います。
あきらめないということ、自分の信念を貫くということの大切さがわかり、
タイトルの通り、勇気をもらいました。
また、家族の絆、愛が沢山つまった一冊。
村木さんの人柄が伝わってきて、こんな女性になりたいと思いました。
とても読みやすく、働く女性におすすめの本です。