おはようございますo(^▽^)o
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
非常に現実逃避したくなる時がたまーにある私。。
そんな時は、小説の世界にどっぷりとつかる。というのも
ストレス解消の一つであります。
今回も非常に強くその現象が起こり、本屋さんに入り、
速攻で買った本↓
怒り
怒り(上)/中央公論新社
¥1,260
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怒り(下)/中央公論新社
¥1,260
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いや、、、怒っているわけではありません。
でもこのタイトルが目に留まり、読まずにいられない衝動に駆られました。
人気映画の「悪人」で有名な吉田修一さんの新刊。
読み始めた瞬間からページをめくる手が止まらなくなりました。
冒頭から残酷な殺人事件がおこり、
その犯人が逃走し、1年後からの話。
整形をしながら逃走する犯人を追う警察。
そして、3人の生き方も環境も違う男女たち。
その生き様がそれぞれ興味深く、面白い。
その3人の前に現れる3人の謎の男たち。
だれか1人が逃走犯なんだと思うとドキドキが止まらず、
誰が犯人なんだろう!!!???と気になって仕方がなく
仕事の移動中は常に本を読み進めて、1日で読破!!
次の日すぐに「下」を買い、これも1日で読破!!
こんなに早く読んだのは初めてか???という程、
速攻で読み切りました。
まだまだ小説の世界に入っていたいという気持ちもありましたが、
ラストは衝撃でとても複雑な気分になりました。
犯人が誰か?
ということよりも、
人間の
信じる
ということがどれだけ難しいか。
裏切る
ということがいかに愚かな感情のもとにあるか。
でも誰もが持ち合わせた感情なのだろうか。
と考えてしまいました。
なんだか、日常生活にも置き換えて考えてみると、
当てはまることが多すぎて、複雑な気分になりました。
でも、言えることは、どんなに裏切られても、
私は人を信用できる人間でありたい。
と思いました。
人を信用できなくなるほど、悲しいことはないと思うのです。
裏切られてつらくても、信じる気持ちを忘れずに
そして、自分を信じて生きていけば、
必ず誰かは自分をわかってくれる。
助けてくれる。
そんな風に思える小説でした。
読んでよかった!
現実逃避したいときは、非常に適している本です(笑)
本当に止まらないです。
そして、考えさせられる。
おススメ本です☆