こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
本日の朝日新聞朝刊の24面
住宅ローン 苦しくなったら
という記事に当NPOが取材協力をさせていただきました。
コロナの影響で住宅ローンの返済に困る人が急増している現在、
住宅ローンの返済困窮者に対する具体的な支援金等の支援策はありません。
現状できることは、この記事にもあるような延命措置をするしかありません。
1.金融機関に相談する
返済期間の延長やボーナス返済額変更
(将来の総返済額が増える可能性にも注意)
2.家計の固定費を抑える
スマホなどの通信費の節約や保険の保障の見直し
(惰性やほっとらかしによる無駄遣いを点検)
3.様々な支援制度を活用する
緊急小口資金などの公的貸し付けや公共料金の支払い猶予も
(住宅以外の支援策で一時的に資金繰り改善)
賃貸での家賃の支払いと違い、住宅ローンの返済はのちに個人の資産になるものです。
その住宅ローンの返済に対して国が支援金を出すということは、個人の資産形成に対して税金を使うことになり、
中々厳しいことは理解できます。
でも、家という資産はあっても、ほとんどの家庭が住宅ローンという借金の元、金利と元金を返済している状況です。
「家はあってもお金がない!」という人たちは本当に多く、何とか救済措置が出来てほしいと思います。
具体的には、2008年のリーマンショック時にできた中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)の時のような、
住宅ローンの返済に金融機関が返済猶予に応じる法案ができることが急務であると感じています。
まずは、住宅ローンが払えない!という状況になっても、
・滞納しないこと
(滞納してしまうと、条件変更等に応じてもらえない可能性があります。)
・住宅ローンを返すためにカードローン等の高金利のところで借りないこと
(カードローン等を借りてしまうと、返済が更に厳しくなったり、条件変更や借り換えの審査に通らなくなる可能性があります。)
・金融機関からの連絡を無視しないこと
(支払いができないからと言って連絡を無視してしまうと金融機関からの印象が悪くなり、今後の相談に影響が出る場合があります。)
が大切だと思います。
住宅ローンが払えないというご相談はお気軽にお問合せください。
朝日新聞デジタルでも記事が読めます↓
(新型コロナ)住宅ローン、苦しくなったら 返済に困る人急増、条件の変更可
こちらのブログも参考にしてみてください↓
・【コロナ対策】住宅ローンが払えない、ブラックリストに載るの?
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