おはようございます。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
一昨日の夜の「ガイアの夜明け」で
シェアハウス投資破綻問題の「かぼちゃの馬車」と
アパート投資破綻問題の「レオパレス」についての特集が放送されていました。
知人が出ていたというのもあり、見てみました。
番組内容はこんな感じ↓
「家賃保証30年」といううたい文句で、日本全国で拡大したアパートなどを中心とする不動産投資。マイナス金利時代、金融機関からの積極的な融資姿勢もあり、「サラリーマン大家」たちが増えた。しかし、いま、いま大きな曲がり角を迎えている。銀行から億単位のカネを借りて購入した物件は、実は割高。入ってくるはずの賃料は払われず、巨額のローンだけが残り、運営会社は破たん――。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」は、破産寸前の人々を大勢生み出し、問題解決の糸口は見えていない。昨秋から追跡取材をしてきたガイア取材班。個人投資家を囲い込み引きずり込んだ背後には何が?不動産投資の「魔力」を暴き出す。
そして、日本で初めてアパート投資の「30年一括借り上げシステム」を導入したレオパレス21。前回、取材班はレオパレスとオーナーをめぐる「賃料減額」「契約解除」のトラブルを追跡した。今回、新たに浮上した問題をスクープ取材。シリーズ・マネーの魔力第2弾、不動産投資の実態に切り込む。
知人が少し出るかも、というのもあり、見てみましたが、半分くらい見て、睡魔に勝てず寝てしまいました。。
かぼちゃの馬車問題は、マスコミでも多く取り上げられ、
販売会社であるスマートデイズは破綻し、残ったのは、不動産オーナー(債務者)と融資したスルガ銀行(債権者)。
スマートデイズが悪いのは明らかですが、問題の矛先は、完全に「スルガ銀行」に向けられています。
融資するために審査書類に改ざんがあったことを認識していたということで、
スルガ銀行の一部の行員が認め、スルガ銀行は謝罪をしましたが、今後どのような結末になるか注目するところです。
この問題の悪はなんでしょうか。
現実的ではないシュミレーションで割高の不動産を売り、多額の融資を誘導した不動産会社は、
詐欺に近いほど悪質だと思います。とにかく悪いと思います。
融資をした銀行もどう考えても無理な収支を黙認しながら、書類を改ざんさせながらも融資をして、
成績を上げなくてはならなかった。これも債務者を破綻に追い込む過剰融資で悪いと思います。
その不動産会社に言われるがままに、契約をし、お金を借りる契約をし、
書類の改ざんを知りながらも、わからなくて言われるがまま融資を受けてしまった不動産オーナーも
完全に被害者とは言い切れない部分もあります。
ただ、これが何も知らずに勝手にやられていたことだったら別です。
でも、容認していたら、わからなかった、知らなかったじゃ済まされなくなる可能性もあります。
全ては、「欲」です。
不動産会社は、儲かりたい「欲」で詐欺まがいの取引をしてしまった。
金融機関は、成績をあげなくてはいけない「欲」で改ざんをしてしまった。
不動産オーナーは、不動産収入で将来安泰になりたい「欲」で安易に進めてしまった。騙されてしまった。
という事です。
ただ、一つ言えることは、欲に目がくらんだ一般消費者を専門家が騙して利益を上げるような仕事をしてはいけないという事です。
損得を重視して、仕事をするからそうゆう事になるわけです。
善悪をもって仕事をすれば、今回の問題はおきなかったと思います。
不動産投資ブームが過熱し、いつかこういった問題が表面化するとは思っていましたが、
ここまであからさまにひどい状況になるとは予想外でした。
許しがたい事実です。
でも、現実は現実。
不動産オーナーであること、債務者であることは、逃げられない事実です。
金融機関を責めることは簡単ですが、この状況からいかにマイナスやダメージを少なくするか、
ということを具体的に進めていくことが大切だと思います。
この問題の債務者全員に特例措置がなされる、ということは現段階では厳しいと思っています。
そのため、
・この不動産をどう所有していくのか?
・売却して債務を圧縮するのか?
・残った債務をどうするのか?
など案件ごとに最善の策を検討し、いくことが大切です。
そういったご相談は、最近多く寄せられています。
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