こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
スタバでラテとドーナツを買ったら、
紙袋が春らしく、桜模様でした。かわいい~
中を見てみると、
おしぼりに「Thanks!」と書かれていて↓
嬉しくなりました。店員さんのちょっとした気遣いにぐっときます。
春はもうすぐですね。
さて、シェアハウス投資破綻のかぼちゃの馬車問題。
という記事が出ていました。
こういった業者間のキックバックは業界ではよくあることですが、
50%!?やりすぎでしょう。
と思います。
不動産は土地、建物それぞれに価格があります。
一生に一度の買い物と言われるほど、数千万、数億と
高額な買い物で、誰もが慎重になると思います。
そんな高額な買い物から、消費者を守るために、我々宅地建物取引業者がいます。
宅建業法という法律でしっかりと規制がされ、消費者保護が手厚い法律です。
でも、そんな宅地建物取引業者、いわゆる不動産屋ですが、
高額な商品を取り扱うがゆえ、消費者に高額商品を売りつけることができるという現状もあります。
エンドユーザー価格、略して「エンド価格」。
その名の通り、END→最終消費者価格です。
それに対して、「業者価格」。と言うものがあります。
業者価格で仕入れて、付加価値と利益を乗せて商品化し、エンド価格になる。
というのが分かりやすいでしょうか。
つまり、市場価格よりも業者価格は安いのです。
消費者が業者価格で買うこともできるかもしれませんが、
そんな情報は中々一般市場に出て来ません。
そして、消費者が買うには、リスクや責任を負わなくてはならず、素人が手を出すと危ないというのも不動産です。
そのため、プロである不動産業者がその不動産のリスクを軽減し、キレイにして消費者に売り渡すので、
補償や安心代と思えば、決して損はないと思います。
でも、その業者価格からエンド価格になるまでにどれだけ利益が乗っかっているか?
というのが問題だと思います。
この記事のように建築費の50%が運営会社にキックバックされているとしたら、
半額で建物が建てられるわけで、その分の費用をローンを組んでいる人は、
エンド価格以上の「ド・エンド価格」で買っているということになり、
フルローンを組んでしまったら、債務超過が確実な状態になってしまいます。
「ド・エンド価格」とは私が個人的に使っている用語なので、一般では使われていないと思いますが、
要するに度高い買い物ということです。
そんなの素人がどう見抜けば良いんだ!?
融資がつくんだから、良いじゃないか!?
と言われるかもしれません。
おっしゃる通り、物件があって、融資も用意されていて、審査も通るし、
という状況では考える余地もないかもしれません。
でも、ここから、数十年。融資を返済していくのは自分です。
一歩止まって、周りを見て、聞いて、考える、ということも大切です。
なぜなら、不動産は一生に一度の買い物と言われるほど、高額で、
融資により人生を左右するほど重要な決断です。
そんな買い物を「ド・エンド価格」で買ったら、数百万ものマイナスを負いかねません。
信頼できるプロばかりではないのです。
そうなった時に誰かのせいにして、借金が無くなれば良いですが、現実はそんなに甘くありません。
融資を組んでしまった自分は債務者であることは逃れられず、自己責任で片付けられてしまいます。
そうならないよう、自己防衛をすることが大切です。
ド・エンド価格に気を付けて、
自分の納得する不動産を、破綻しない融資を受けて購入して頂きたいので、
不動産を買う前のセカンドオピニオン的なアドバイスをしております。
もちろん、買ってしまった後、どうしたら良いか?というご相談もお受けしております。
お気軽にご相談くださいね。
【3月の土日祝日無料相談会】
3月17日(土) 10:00~
3月24日(土) 10:00~
【予約番号&メールアドレス】
0120-447-472