こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
先日、六本木ヒルズを通りかかかると、
パンジーのお花畑が↓とってもきれいでした。
さて、注目ニュース↓
銀行のカードローンは、消費者金融と違い、
一般消費者が借りやすいということで、
多重債務者が増えてきているということです。
その理由は、
1.銀行のローンなので、クリーンなイメージで借りる抵抗が低い。
2.収入の3分の1以下しか借りれないという規制がない。
という点かと思います。
特に私は1が大きいと思います。
メガバンクは、芸能人をイメージキャラクターにして、
テレビコマーシャルもバンバンやっています。
三井住友銀行は、吉高由里子
三菱東京UFJ銀行は、阿部寛
みずほ銀行は、福士蒼汰
りそな銀行は、ネコキャラクター
(芸能人ではないですね・・笑)
なんとなく、銀行がやっているということで、
消費者金融で借りるよりもイメージが良いと感じる
かもしれませんが、金利は消費者金融並みに高いのです。
一度借りたら、中々減らないスライド方式の借り入れも
消費者金融と同じです。
「住宅ローンが払えなくなってしまった。」
という相談者さんに債務状況等を聞いてみると、
ほとんどの方が銀行のカードローンを借りています。
また、複数借りているという方も多いです。
気軽に借りれる状況というのは、危険ですし、
銀行はマイナス金利の影響で金利の高いカードローンは、
利益率の高い商品かもしれませんが、
ちょっとやりすぎ感があると感じます。
多重債務者を増やすことにならないよう、
どのような規制が今後行われるか注目したいです。
カードローン等の多重債務で住宅ローンが払えない。。
住宅ローンが払えないけど、家を売りたくない。。
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【以下、記事全文(朝日新聞デジタル)】
無担保で多額のお金を貸す銀行カードローンを巡り、全国銀行協会(会長=小山田隆・三菱東京UFJ銀行頭取)は18日、各行の過剰融資防止策を調査していると発表した。消費者金融より規制が緩い中で貸付額が急増し、多重債務を起こす懸念が強まっているためだ。一部で貸付額の上限引き下げの動きは出てきたが、業界は消費者金融並みの法規制強化には否定的だ。
全銀協は各銀行にアンケートを行い、過剰融資を防ぐための取り組みを5月中にまとめ、必要な方策を検討する。借り過ぎを防ぐ啓発活動も始める。18日の定例記者会見で小山田会長は、「カードローン業務をしっかり見直していく必要がある」と述べた。
銀行カードローンへの視線は厳しい。消費者金融は貸付額に「年収の3分の1以下」という「総量規制」があるが、銀行にはなく、貸付額が急増。日本銀行が18日公表した統計では、2016年度末の残高は、前年度比9・4%増の5兆6024億円だった。
日本弁護士連合会は銀行にも規制を求めている。こうした声を受け、全銀協は3月、加盟行に過剰融資の防止策を講じるよう求めた。さらに業界としても必要な対策を練ることになる。
各銀行も過剰融資の抑制に動き始めた。三菱東京UFJ銀行はテレビCMの本数を減らし、収入証明書なしで貸す上限を200万円から50万円に下げた。三井住友銀やみずほ銀も融資審査の厳格化や広告表現の見直しを進めている。
地方銀行の福岡、横浜、常陽銀行などは今後、50万円超を貸す時には収入証明書を提出させる方針。楽天銀行はホームページから「総量規制対象外」の文言を削除した。じぶん銀行は外部サイトに表示される広告を見直す。
ただ、貸付額の上限を消費者金融と同じ「年収の3分の1」に規制することには慎重だ。みずほ銀は他社も含む貸付額を「3分の1以下」に抑える方針だが、例外的な動きにとどまる。
全銀協の小山田会長も18日の会見で「一律に3分の1で判断するということでもない」と慎重な姿勢を示した。小山田氏が頭取の三菱東京UFJ銀の貸し出し上限は3分の1を超すという。
金融庁は過剰融資対策について、業界の自主的な取り組みを見守る方針だ。低金利下で各行は、カードローンを引き続き成長分野と位置づけている。各行が収益源をどう自主規制するかが問われるが、マネックス証券の大槻奈那氏は「本当に必要なのは返済能力の見極め。取引がない『一見客』が相手だと、難しいのではないか」と指摘する。(河合達郎、藤田知也)
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