おはようございます
シナジー・マネージメント 高橋です。
↑ピンクのポインセチアを見つけました。
ピンクは珍しいみたいで、ピンク好きの私はついつい
見とれてしまい、2つ購入しました。
お世話になっている会社さんに差し上げたら
とても喜んでいただき、入口に飾ってくれました。
さて、さわやかな話題から一転、
今日は、ブラックリストについてのお話です。
世間で言われる「ブラックリスト」、実は
ブラックリストという名前のものって存在しないのです。
ブラックリストと言われるものは、皆さんが勝手にそのように
呼んでいるだけなのです。(結構皆さん知らないんですよね)
皆さんがブラックリストと呼んでいるものは、
正確には、ローンやクレジットを組んだり、お金を借りた後に
契約不履行や長期延滞、法的整理などをした際に
「事故」となり、それが金融機関の加盟している
信用情報機関に「事故」として登録されることを
ブラックになる、ブラックリストに載ると言われています。
そして、事故情報が載ったからと言って、
社会的制裁を受けるわけではなく、公表されるわけでもありません。
ただ、悪質な債務者を排除し、金融業者の損失を防いだり、
過剰貸付を防止し、多重債務者を増やさないことに役立てられています。
そのため、事故情報が信用機関に載ると、新たにローンが組めなかったり
クレジットカードが作れなくなったりします。
が、、自分がブラックかは、信用機関に登録している金融業者以外
見ることは出来ませんし、見るとしても本人の同意がないと
見る事はできません。
主な信用機関として、下記があります。
【銀行系の信用機関】
全国銀行信用情報センター
03-3214-5020
【クレジット・信販系】
株式会社シー・アイ・シー
0120-810-414
【消費者金融系】
株式会社日本信用情報機構(旧シーシービー・テラネット)
0120-441-481
こちらに行けば本人であれば、自分の信用情報がもらえます。
(有料ですが)
郵送でも対応してくれるところもあります。
事故情報は、一生登録され、一生ローンを組めないと
いうわけではなく、
自己破産、個人民事再生であれば、10年位
長期延滞等であれば、5年から7年位で事故情報は
消えるといわれています。
それ以降、ローンが組めるか否かは各金融機関の
審査基準があるので、なんとも言えませんが、
実際、昔ブラックでもローンを組めている方はいらっしゃいます。
そして、あくまで個人の情報なので、
親や子供に影響が及ぶことはありませんので、
例えば親がブラックでも子供はローンが組めたり、
カードが作れたりします。
任意売却する上でも、住宅ローンが支払えなくなり、
銀行から一括返済の請求が来た時点で、「事故」になります。
知らない方も多いですが、任意売却のデメリットでもあります。
何が言いたいかというと、
カードローンや消費者金融で借りて
住宅ローンの支払に充てている方を沢山見てきました。
その方々の中に、 「ブラックになりたくない」
という方が多いのです。
でも、結局自転車操業で維持しているだけなのです。
で、結局詰まり、自己破産に追い込まれる方もいます。
ブラックになる=恐ろしいこと
のように考えられていますが、
ブラックになっても恐ろしいことがおこるわけではないのです。
それよりも、悪循環に陥り、借金に追われた生活をしている方が
恐ろしく、辛いのではないかと私は思います。
もちろん、信用情報は綺麗なほうが良いに決まってますし、
借りたものはきっちり返さなくてはいけません。
まず、無理なローンは組まないこと。
自分の状況を把握すること。
が大切だと思います。