こんばんは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
銀座の町並み第2弾。友人が撮った幻想的な銀座。
銀座って歩いているだけで、元気が出る町です。
何も買わないけど・・・ 元気が無いときはわざわざ銀座で途中下車して
歩いてみたりしています。
さて、投資用の物件を買ったけど、
マイナスが出てしまい、売却したい。
というご相談、とても多いです。
本来、不動産投資というものは、「堅い」投資であるべきですが、
金額が大きい為、間違った不動産を買ってしまうと、
一気に破綻に追い込まれてしまう状況になります。
間違った不動産とは?
・元々の価格が高い
・経費がかかりすぎる
・利回りが低い
・立地が悪い
・賃貸人口が少ない
などがあげられますが、一番大きな原因は、
●債務超過
であるということです。
上記理由の物件をフルローンで買ってしまうと、
債務超過の状態に陥り、常に破綻と隣り合わせとなるわけです。
そんな物件を「買わされてしまった」という方も多いのが現状です。
「買わされてしまった」というと言い方が悪いですが、
不動産を知らない人達に、投資と見せかけ、投資にならない不動産を
売りつける不動産業者などがいます。
「だまされる方が悪い」
と言われてしまったらそれまでですが、
私はそれは違うと思います。
無知な人に言葉巧みにメリットばかりを言い、
不動産という高額商品を買わすということは、
詐欺に近い犯罪だと思います。
なぜなら、現金で買わすならまだしも、
ローンを組ますということで、借金をさせるということです。
不動産業者は売ったらそれで終わりかもしれませんが、
ローンを組んだお客様は、マイナスな投資に対して、
数十年間、ローンを払い続けるわけです。
その将来的な不安は計り知れないものです。
そんな投資をしてしまったことを後悔し、毎月毎月マイナス金額を感じながら
過ごす事がどれだけつらいことか私は相談を受けるたびに
胸が締め付けられる思いです。
何とかして手放したい、たとえ生命保険がついているからと言って、
マイナスの何ものでもない投資物件を持ち続けているなら、
将来を考えて、マイナス分を支払ってでも売却するという決断をされる方もいます。
でも、今はマイナスかもしれませんが、
将来的に継続したマイナスを考えるのであれば、
今、マイナス分を払ってでも手放した方が、プラスに転じることもあります。
今売ったらマイナスだから、、、と決断せずにいると更にマイナスが増えてしまい、
将来に負債を残す形になることもあります。
私も最近、あるものを手放しました。
支出にしたら、大マイナス。
でも、そんなことよりも、将来的に発生するマイナスを考えたら、
今、手放すべきだと思い、手放しました。(不動産ではありませんが・・)
金額的にはマイナスですが、気持ちはスッキリしました。
お金に代えられない爽快感を得ることができました。
総合的に考えて、マイナスになるなら、そのまま維持した方がよいこともあります。
でも、目先のマイナスだけを考えて、持ち続けることで、
将来的なマイナスが大きくなるのであれば、思い切って手放すことが大切だと思います。
そうすることで、気持ちも変わります。
お金よりも大切なものが入ってくるかもしれません。
そうはいってもお金は大切です。
売却のタイミング、総合的な収支、マイナスを出来る限り少なくする方法など、
投資物件のお悩み相談もお受けしています。
お気軽にご相談くださいね。