こんばんは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
自宅の近くの銀杏並木↓
毎年、こんなにキレイだったっけ?と思うほど、
今年は都内の紅葉がとても綺麗に感じます。
私に街中の紅葉を見る余裕が出来たからでしょうか。
街はすっかり冬、クリスマスになってきましたね★
さて、終の棲家のつもりで購入したマイホーム。
30代や40代で35年ローンを組み、働き盛りの時に返済をして、
老後は住宅ローンが無い自宅で過ごす。という計画を立てる人は多いと思います。
賃貸物件は、賃料は掛け捨てなので、資産にはなりませんが、
持家だと、住宅ローンを完済してしまえば、資産になり、老後の住宅費がかからないというメリットがあります。
(ただし、維持管理費用や固定資産税などの経費がかかりますが)
でも、人生は100年時代に突入しています。
これからは、終の棲家という概念も少し変わってくるように感じます。
先日、ある60代のご夫婦がご相談に来ました。
「40代の景気の良い時に頭金を入れて買った自宅。
年金だけでは、住宅ローンの返済が重く、生活するだけで精一杯です。
とても気に入っていますが、高齢になり、もっと便利な場所に引越したいのです。」
という事でした。
私の老後破産の本を読んで、考え方を少し変えてみたそうです。
老後破産で住む家がなくなる!あなたは大丈夫?
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「終の棲家と思っていましたが、長い人生、このまま無理をして住宅ローンを払って
この家で良いのだろうか、、と思ってしまいました。」
ずっと悩んでいたというご夫婦。
子供も独立してご夫婦2人の生活で、家も広すぎるとのこと。
住宅ローンも払えないことは無いのですが、生活にゆとりはありませんでした。
「任意売却」
という方法があるということを知り、勇気を出して相談に来て下さいましたが、
任意売却の必要は全くありませんでした。
若く働き盛りの時に頭金を入れて買ったご自宅。
買った時の価格よりは、下がってしまいますが、住宅ローン残高よりも大幅に高く売れました。
そして、都内の便利な賃貸マンションにお引越しされ、売却で得たお金は、
老後の生活資金としては、安心できる貯蓄となりました。
「今はまだ働くこともできるので、都内でパートでも探してみます。
そして、将来は現金で安く家を買って、田舎暮らしも良いかなって思います。」
と笑顔でお話してくれたお客様。
田舎の家でしたら十分に買える現金を残すことができました。
住宅ローンは、組み方を間違わなければ、
若い働き盛りの時に、返済したローンの元金(利息を除く)は、将来の資産となります。
◎固定資産のまま住居として、住むのも良し。
◎流動資産として売却して、お金に変えるのも良し。
ということです。
人生100年時代。
65歳で定年で年金暮らしではなく、そこから第2、第3の人生が始まるわけです。
そこで、ライフスタイルの応じて住居を変える。
そんな海外のような、住宅スタイルが一般化する時代が来ると思います。
もちろん、今回のご相談者さんのように、資産超過の方ばかりではありません。
債務超過、つまり住宅ローン残高が物件価値を上回っている方も多くいます。
それだから、売るに売れず、住宅ローンも払えず、競売か自己破産か、
老後破産でお先真っ暗。
と言うわけではありません。
任意売却で債務を返済して、残った債務は法的整理や私的整理をして、
住み替えることは可能です。
答えは一つではなく、選択肢はあるということです。
家や借金に縛られるよりも、豊かな老後の人生を過ごしてほしいと思います。
豊かな老後とは、必ずしもお金があることではないと思います。
そんな老後の住宅ローン問題の相談をお受けしています。
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