こんにちは。(・∀・)
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
昨日に引き続き、
TMA アジアパシフィックカンファレス2014
のレポートです。
経団連会館でのランチビュッフェが終わり、
午後からは
認定事業再生士(CTP)ら再生プロフェッショナルによるパネルディスカッション
が行われました。
6テーマにわかれ、2テーマずつ行われるので、選択方式。
全テーマ興味深く、全部聞きたかった~と思いましたが、
私が選択したのは、
テーマ2 再生実務家による建設業再生
テーマ4 プライベートエクイティ(PE)ファンドの再生案件
投資戦略と投資/エグジット実例
テーマ6 事業再生ビジネスで飯は食えるか?
これからの再生実務家に必要なもの
ディスカッション方式で行われたこのセミナーはどれもとても
参考になりました。
テーマ2 再生実務家による建設業再生
では、建設業という特殊な業界での再生事例などが挙げられ、
建設業の事業再生を得意としている実務家たちが
現状や事例などを織り交ぜて話をされていました。
その中で印象に残ったことが、DSKプランニングの藤本代表 のお話。
・分析家の時代は終わっている。
・魂の入っていない計画書が多すぎる。
・現場が一個の会社である建設業で大切なことは、
①現場力
②技術力
③人間力
そして、 ③の人間力の中に、
人脈
人徳
人格
センス
がある。
それがすべて備わったコンサルタントなどはいないが、
せめて2個は備わっていないとホンモノのコンサルタントとは
言えないということ。
なるほど。。
本当にすべてが備わっている人は難しいことですね。
これは、建設業に限らず、どの分野のコンサルタントに必要な事だと
思うのです。
私も自分の仕事に置き換えて考えてみると、
現場力、技術力、人間力
のすべてのバランスが備わっていることが大切だと思いました。
と同時に自分に足りないものを痛感しました。
何百件もの再生に携わってきたからこそのお話。
事業再生って現場は本当にきれいごとでは済まされない厳しい世界。
そんな厳しい世界で生き抜くコンサルタント達のお話に
とても刺激を受けるのと同時に自分はまだまだ甘いということを
感じました。