こんにちは。(・∀・)
シナジー・マネージメント 高橋です。
皆さまからよく
「なんで不動産屋さんになったんですか?」
と聞かれます。
任意売却をやっていることがめずらしいのは
ありますが、元々どうして不動産業を選んだのか?
一番生々しい理由は、
「お金が稼げそうだったから( ̄▽ ̄)=3」
というのが事実です。はい。
学生時代、アルバイトばかりしていた私にとって
就職するならそれ以上の収入は必須。と思っていたのです。。
でももっと根本をたどると、幼いときから、
衣・食・住
に関わる仕事がしたいと思っていました。
なぜなら、人間が生きる上でなくてはならないもの。
だから、絶対に無くならないし、失業しなそう・・と
漠然と考えていました。
そして、生れてから高校卒業まで住んでいたアパートが
本当にボロアパートで自分の部屋もなく、風呂にはシャワーが
無く、ネズミが出るというところに親子3人で住んでいたので、
家に対するトラウマと憧れが大きかったのもあります。
そんな家に対しての自分の常識レベルが低かったので、
はじめて就職した賃貸営業会社で先輩について行った物件案内の時、
同行しているので、自分から話してはいけないにも関わらず、
「へぇキレイですね!!お風呂にシャワーもついてますよ!!」
と当たり前のことをハイテンションで言い、お客様がドン引きしていたのを
今でも憶えています。
そして、実家が○○荘というアパートだったのがとても嫌だったのですが、
○○荘という物件は沢山あること。
風呂なし物件などの格安物件を多く扱う会社だったので、
自分の家より汚く古い、そして風呂すら無い物件を求め
田舎から上京し、一生懸命勉強したり、夢に向かって頑張っている
若者たちを見て、
「あー。私なんてまだ甘かったんだ。」
と思ったのでした。
そんな賃貸営業は色々な部屋やお客様それぞれの人生模様を
見ることができ、私は仕事が本当に楽しくて、楽しくて。
営業というより、お客様のために希望に近い物件を探してあげる!
という一心でした。
中国から来た留学生も多く来店したのですが、家主さんから
断られてしまう事が多く、声が出なくなるまで数百件の家主さんに
電話をして、やっと見つかった時にお客様と一緒に泣いたことも
ありました。風呂なしアパート 家賃29,000円。
熱かった。
このころの情熱は今でもあるだろうか?
そんな仕事を天職だと思って必死に働いていた時に、
競売で家を追い出されてしまうお客様との出会いから
任意売却の仕事をするようになったのです。
不動産
無くなることが無い仕事だと思います。
それを取り巻く業者さんやオーナーさんや権利関係。
とても奥が深く、難しいことも多いですが、
やりがいのある仕事です。
そんな不動産業を職業にできて私は本当に良かったと思っています。
自分の仕事に誇りを持つ。
とても大切な事だと思っています。