こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
現代ビジネスの記事、「離婚の住宅ローン問題、感情と理性」の後半です。
別居中の浮気夫が住宅ローン3000万を滞納・・・強制退去になった主婦の「誤算」
離婚協議中、別居中に夫が住宅ローンが払えなくなり、
売却をしたくても自宅に住んでいる妻が応じてくれずに結局、結局「競売」で売却するケース。
離婚問題ではとても多い相談です。
夫側からの相談は、「住宅ローンが払えないので売却したいのに、妻が全く応じてくれず売れない」
妻側からの相談は、「夫が住宅ローンを滞納しているようだが、競売になったらどうなるのか?」
というものです。
本来は、夫婦の共有財産である自宅をどうするのか?ということを理性的に話が出来ればよいのですが、
どうしても感情論になってしまい、話が前に進みません。
でも、住宅ローンの返済は待ったなしなので、結局経済的に困窮してくる債務者側が支払いを滞納してしまい、
最悪のケースは、「競売」での売却になってしまいます。
競売での売却の主なデメリットは
①売買価格が安くなってしまう
②競売申立費用や遅延損害金が加算され借金が膨れる、ブラックリストに載ってしまう
③競売で落札した人から退去を要求され、強制退去になることもある
④近所の人に競売物件だとわかってしまい、プライバシーが守られない
です。
ただ、競売での売却のメリットもあります。
①入居者(賃借人以外の占有者)が売却に協力してくれなくても売却ができる
②共有名義人の協力が得られなくても売却ができる
③税金の差押等で任意売却ができない場合でも売却ができる
④売却手続きは、裁判所がやってくれるので、余計な手間がかからない
競売での売却の1番のデメリットは、
①の売買価格が安くなってしまい、②借金が多くなってしまう、ブラックになってしまう
ということだと思います。
ただ、競売不動産は昔のように必ずしも「安くなる」ということではありません。
都心部や流通性の高い不動産は市場価格に近い価格になることも多くあります。
そのため、どうしても売却できない事情があるケースでは、②を覚悟できるのであれば、
競売による売却もやむを得ないと私は思います。
「競売」も売却方法の一つだということです。
もちろん、住宅ローンを借りている金融機関には迷惑をかけることなので、
できれば、利害関係人の合意を得たうえで一般に売却ができるのが一番ですが。。
別居中の浮気夫が住宅ローン3000万を滞納・・・強制退去になった主婦の「誤算」
「家を買う時に離婚することを想定して住宅ローンを組む人はほぼいないだろう。」
想定外のことが起こった時のために、知識は備えておきたいものです。
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