おはようございます。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
3/16にサイト上にアップされた破産者マップ。
見た瞬間、絶句しました。
官報に書かれた破産者をグーグルマップ上に登録され、
住所と名前が簡単に閲覧できるというもの。
そして、削除依頼には応じるとのことですが、
削除依頼フォームを開いてみると、
•生年月日
•電話番号
•免許証のコピー
•破産に至った経緯
•破産後の生活
を入力しなくてはならず、身分証明書等を添付し送らなくてはならなく、
かなり、個人情報を入力しなくてはなりません。
破産をするということは、債務を払わないということで、関係者に迷惑をかけることですが、
法律で定められた正当な債務整理の方法です。
破産することで受ける制限もあり、相当な覚悟が必要です。
また破産をすることで、過去の負債を整理し、リセットして社会に貢献していくという誠意のあることでもあります。
その行為を破産者だからと言って、世間にさらされて良いものでしょうか。
官報は国の機関紙です。法律、政令、条約等の公布をはじめとして、
国や特殊法人等の諸報告や資料を公表する国の広報紙、国に公告紙として使命をもっています。
破産情報もその一つです。
官報はネット上でも閲覧することができ、破産者の情報を見ることはできますが、
PDFファイルになっており、簡単に見れるものではありません。
ですが、このマップは簡単に見ることができ、家の近所に破産者がいるかな~?と安易な気持ちで
見る事ができるのです。
ここまで関係のない人にまでさらされる情報なのでしょうか?
理解に苦しみます。
こういったサイトの存在が債務に苦しむ人に破産という選択肢を無くさせ、
自殺等の間違った選択肢に向かわせることになるのではないかと危機を感じます。
そしてやはり、被害対策弁護団が発足したようで、
リーガルファンディングが開始されました。
早速、登録し参加致しました。
プロジェクト名:
「破産者等の情報を大量にインターネットで公開するサイト「破産者マップ」をなくしましょう。」
(100円から参加できるようです。是非、ご協力をお願いできればと思います。)
自分の力ではどうにもできませんが、このようなサイトが一刻も早くなくなり、
このサイトがあることで正当な債務整理の道を閉ざすことの無いようにしてもらいたい!!!
と思っていたら、、今朝サイトが閉鎖されたようです。
良かったですが、いつ再開するかもわかりません。
噂によると、このサイトの目的は、削除依頼フォームの情報を得ることの可能性があるようです。
破産をすると借入がもう出来なくなりますが、そういった破産者に対してお金を貸す闇金業者の
情報源の収集のためのものだとか。。
あくまで噂ですが、削除依頼フォームには何でここまで詳細に書かなくてはならないのか?
というほどの情報の入力が必要です。
もしサイトが再開しても、削除依頼フォームへの入力は慎重に検討したほうが良いと思います。
とにかく、サイトが閉鎖され良かったですが、今後このような人権を侵害するようなネット社会にはなって欲しくないと
切に願うと共に自分にできることは微力ながらやっていきたいと思います。
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