こんばんは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
昨日は、3年に一度のブルームーンだったそうで。
事務所を出たら綺麗に見えたので、思わずパチリ↓
とても綺麗だったので、一駅歩きながら帰りました。
ちょっと疲れ気味だった心が癒されました。
さて、離婚問題は常に多いご相談です。
その中でも多いのが離婚後の連帯保証人問題です。
離婚をして不動産の名義も整理したから、
これでスッキリ縁が切れたと思っていたけど、
数年後に連帯保証人として請求が来た!!
というもの。
「もうとっくに離婚しているので、
連帯保証人を外したい!!!」
というご相談、本当に多いです。
連帯保証人であることは、不動産の登記簿謄本に記載されておらず、
(連帯債務者は記載されます)
連帯保証人だということが離婚時に見落とされていることがあります。
なんでそんな重要なことを見落とすの?
と疑問に思う方もいるかもしれませんが、結構ある現実です。
なぜなら、住宅ローンを組むときには、まさか離婚するなんて
思っていないですし、金融機関や不動産業者もしっかりとリスクなどを
説明していない(または聞いていない)こともあり、
忘れてしまっているというのが現状です。
そして、連帯保証人を外すということは、
ほとんど無理。
です。
離婚したからといってお金を借りた契約は生きています。
連帯保証人を外すということは契約内容を変更または契約しなおすことになり、
かなり困難なこととなります。
金融機関との交渉によっては、稀に外すことができることもありますが、
それには、
・他の担保(不動産や預金など)を立てる
・他の保証人を立てる
・完済に近い金額を返済する
などハードルが高い条件が付くことがほとんどです。
離婚するときは、必ず出る「家」の問題。
賃貸なら解約すればそれで終わりますが、
持ち家の場合はそう簡単にはいかず、様々な問題があります。
離婚を機にすっきり売却!
できればよいですが、
どちらかが住み続ける、どちらかがローンを払い続ける、
といった場合、ではローンが払えなくなったらどうなるの?
というリスクをしっかりと踏まえて取り決めを行わないと後でトラブルになります。
また、離婚を機に売却したいが、債務超過のため、売るに売れない。。
という問題もあります。
そういったときには任意売却で解決することをお勧めしますが、
まずは、現状を把握し、離婚時にできる限り債務状況をスッキリさせておくことが大切です。
離婚したので(するので)連帯保証人を外したい。。
ほぼ無理でも、外れた事例は数件あります。
可能性はゼロではないということです。
離婚による住宅ローン問題のご相談はお任せください。
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