こんばんは
シナジー・マネージメント 高橋です。
銀座の街を歩いていると、
「SALE」
の文字の誘惑が・・・
ついつい、バーニーズに吸い込まれていき、
靴を購入してしまいました。
が、、、足に合わず、今日は靴ずれでつらい一日と
なりました。
セールってついつい安いから買ってしまいますが、
落とし穴があるのです。いつも後悔してしまいます。
伸ばして履こう。
さて、安くてつい手を出してしまうと言えば、
任意売却のご相談数で1.2位を争う事例↓
ゆとりローンで住宅ローンが払えない
というご相談です。
「ゆとりローン」とは?
住宅金融公庫(現:住宅金融支援機構)のローンで、
平成4年に始まりました。
「家賃と同じくらいの返済額でマイホームが手に入る!」
とうことで、マイホームの夢がかなうローンとして脚光を
浴びたのです。
当初5年間は、非常に少ない返済額に設定されていますが、
6年目、11年目には返済額が一気に増えます。
融資条件にもよりますが、6年目には1.6倍になるケースも
珍しくありません。
なぜ、このような無謀なローンが出回ったのか???
今の世の中ではあり得ません。
ゆとりローンは、下記のような条件が成立しないと存在しえない
ローンです。
①終身雇用が生涯保証されているアップ
②給料&ボーナスが勤務年数に比例して上がっていくアップ
③物件価値が上昇する、下がることはないアップ
ローン利用者は、好景気の余韻を残したままで、
このような不景気になる予測ができなかった。
また、貸し手側もローンが成立する条件やリスクを知らせずに
契約者を増やしてしまったのです。
このような、条件が成立しない今、
・雇用は保証されず、リストラ、就職難ダウン
・給料ダウン、ボーナスカットダウン
・物件価値は購入時の半分以下にダウン
などなど。
でも、
ローン返済額は、上がっていく・・
支払えるわけがないのです。
それが、借り手側の自己責任。
と言われればそれまでですが、
ゆとりローンに関しては、バブル崩壊後の
国をあげての不景気対策。
住宅金融公庫の運営で国も後押し。
一般の市民は、飛びつくのはあたりまえです。
契約者は、初年度には、70万件、
平成5年、6年で110万件にまで膨らみました。
これは、貸し手側、そして政府にも責任があったのでは
ないでしょうか?
当時は、「国家ぐるみでの詐欺では?」とも報道され、
社会問題にも発展し、平成12年4月にゆとりローンは
廃止になりました。
しかし、借りた人たちの返済は続いています。
想定外なことがおこりうる世の中。
でも当時はだれも疑わなかったし、予測できなかった。
自己責任では片付けられない現状ですが、
ローン返済はローンを組んだ個人が責任を負います。
自己破産、競売・・など、追い込まれていきます。
でも、色々な解決方法はあるのです。
マイホームにしがみつき、元々無理に組んだローンで、
自身を犠牲にするのはよくないと思います。
マイホームは、ローンを完済してはじめてマイホームなのです。
ローン返済が厳しい時は、お気軽にご相談下さい。
色々な解決方法をお教えします。
でも、売却を強要することは一切いたしませんので、
ご安心ください。
知識として、知っておくのと知らないのでは、
全然違いますので、今の状況をお聞きして、
アドバイスいたします。
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