おはようございます。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
愛用していた、金利計算機↓
かれこれ、10年位使っているでしょうか。ついに壊れてしまいました。。
いつも使っていたので、ボロボロ。
「すごい、使い込んでますね。」
とよく言われましたが、こうやって写真に撮ってみると使い込み過ぎだろ・・と思います。
日々の業務で必要不可欠なので、新しいものを購入しました↓
機能も最新で使いやすいです♪
今日も一日相談や打合せで目いっぱいですが、この金利計算機と一緒に乗り越えたいと思います。
さて、離婚による住宅ローン問題の相談は一日1回は必ずあるほど、とても多いご相談です。
夫婦の住宅ローンの種類は色々とありますが、
最近多いのがペアローンを解消したいというご相談です。
やはり、女性の社会進出が当たり前になった今、
共働きの夫婦も増えたからだと思います。
ペアローンのメリットとデメリットをまとめると、
①メリット
・夫婦の収入合算で審査されるので単独よりも多くローンが組める。
・住宅ローン控除がそれぞれ使える。
・団体信用保険がそれぞれ使える。
・夫婦の共有財産として名義がそれぞれ持てる。
②デメリット
・住宅ローンを組む時の諸費用が2件分かかる。
(事務手数料、保証料、登記費用など)
・団体信用保険が片方ずつなので、どちらかが亡くなっても片方のローンは残る。
・どちらが離職し収入減になると返済が厳しくなる。
などですが、一番のデメリットは、
・離婚の時の住宅ローンの問題が複雑。
だと思います。
離婚の時の住宅ローン問題は、単独名義、単独債務、連帯債務、連帯保証など、
それぞれ解決するのに労力がかかりますが、
特にペアローンの場合は、
1つの物件にそれぞれのローンがあり、
それぞれのローンに対して、夫婦が互いに連帯保証人になっていて、
共有持分になっているため、簡単に解決できない理由のオンパレードです。
そして、メリットの中にある、
・夫婦の収入合算で審査されるので単独よりも多くローンが組める。
ということが、デメリットに変わるのが離婚時です。
夫婦合算だからと少し背伸びをして物件を購入していたり、
頭金を入れずに購入していると離婚の時にオーバーローン状態に・・・
また、それぞれのローンなので、それぞれが頭金を入れているので、
夫は沢山頭金を入れているのに、妻はそんなに入れていないので、
離婚時に売却代金の分配で揉める、もしくは、妻が債務オーバー分を払えない・・・
などなど。
問題が絡みあいます。
解決策は、
・売却して余剰金を権利に応じて分配
できれば、すっきりですが、
・どちらかが住み続けたい、所有し続けたい
という場合は、
・どちらかが買い取る
・どちらかが借換えをする
住み続ける方や所有し続ける方の収入にもよりますが、
まずは、今借りている銀行に相談してみることが第1歩かと思います。
「離婚をすると銀行に言ってしまうと、その時点でペアローンが解消され、
一括返済を求められるのではないか!?」
とびくびくしている方もいますが、そんなことはありません。
債務者は離婚をしても債務者のままです。
現在借りている銀行に相談して、ペアローンを解消して借換えが出来たという事例もあります。
こういった方法は、案件によって、解決方法が異なりますので、
個別にアドバイスさせて頂きます。
まずは、一度ご相談ください。
離婚をする方、しようかどうか迷ってる方、段階はいつでも大丈夫ですが、
離婚をしようと検討している段階から備えておいて無駄にならないことかと思います。
【2月の土日祝日無料相談会】
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5月3日・7月17日・9月18日・11月23日・1月8日に放送終了しました↓
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