こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
梅雨明け宣言出ましたね!!今日は猛暑・・・やっと夏がきました。
さて、昨日は不動産鑑定士の浅井佐知子さん主催の不動産投資セミナーにて
講師をさせていただきました。
尊敬する浅井佐知子さんとのコラボで、とても嬉しかったです。
投資家さんの前で、任意売却や競売についてお話しました。
皆さん、言葉は知っていても正確には知らないことだったりします。
「とても勉強になりました!」
と言ってくださり、良かったです。
どうしても投資家さんから見るイメ-ジは、
「任意売却物件は安く買える!」
と任意売却の物件のことを思ってます。
でも実際はどうなのか?
ということです。
実際は、決して安く買えるということではありません。
なぜなら、市場価格で取引されることがほとんどですので、
市場の相場と変わらない事が多いです。
ただし、
・室内に瑕疵がある
・瑕疵担保責任がない
・売れづらい理由がある
・売出し期間が経過しても売れない
などで抵当権者である債権者さんとの協議により、
市場の価格では売れないと判断されて場合、
市場価格よりも低く取引きがされることもあります。
また、競売落札予測価格よりも高ければ任意売却で進められることもあり、
その場合は、競売価格が低ければその分価格が低くなるということもあります。
ただ、これは、一定の事情などがある場合です。
そのため、 「任意売却物件は安く買える」ということは、
全てにおいて当てはまる事では無く、間違っています。
我々、任意売却に従事する不動産業者は、
少しでも高く、売ることを心がけています。
それは、売主さんの債務を減らす事、
抵当権者である債権者さんの返済額を多くする事が最大のミッションだからです。
もちろん、買主さんも納得した金額での取引を行う事も大切です。
すべてのWINを目指して仕事をしています。