こんばんは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
今週の住宅新報の「ひと」のコーナーに、
国土交通省 土地・建設産業局
不動産業課長兼不動産市場整備課長
の 長橋和久さんが!!↓
知り合いが新聞等に出ていると、
「おっ(゚◇゚ )!!」
とついつい声が出てしまいますね。笑
ご活躍のご様子で嬉しくなりました。
さて、お客様から
「老後に住宅ローンを残すのが不安です。
今無理してかき集めれば住宅ローンを全額返済できるお金はあるので、
住宅ローンを全額返済しておくべきでしょうか?
ただ、そうすると老後に余裕が全く無くなってしまいます・・」
とのご相談をいただきました。
確かに老後に住宅ローンを残すのは不安だと思います。
でも、老後のための貯えを全部ローン返済に使ってしまい、
老後に全く余裕が無く、年金収入のみで暮らしていく・・・
というのも不安があります。
お客様の年齢や物件の価値など総合的に分析してみてからの判断となりますが、
今、無理をして蓄えを全部はたいてローン返済に全て充ててしまうということは、
「ちょっと、待って!」
とアドバイスします。
なぜなら、住宅ローンには、
団体信用生命保険(「団信」だんしんと呼ばれる)
という生命保険への加入が条件となっています(任意の場合もあり)。
団信とは?
「住宅ローン返済中に所有者(債務者)が死亡や高度障害になった場合に
本人に代わって保険会社がローン残高全額を返済してくれるという保険です。」
つまり、自分に何かあっても残された家族にはローンは残らないで家が残るということです。
そのため、余裕が全く無い状態で無理して一括繰上返済をしてしまい、
その後何かあった場合は、家は残るけど手元資金が全く無い・・・という状況になり、
結局家を売却せざるを得ない・・・となってしまう恐れがあるということです。
ただ、住宅ローンには金利があります。
一括繰上返済をしたほうが得だというのは言うまでもありませんが、
上記を考慮すると、一部繰上返済を活用するという方法もあります。
総合的に判断して、団信なども考慮し有利に返済していくことをお勧めします。
そんな住宅ローンの返済についてのご相談もお受けしています。
豊かな老後のために、お気軽にご相談くださいね。