こんにちは。( ゜∋゜)
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
最近お気に入りのボールペン。
プラチナ万年筆の物。黒と赤、シャーペンの3WEYタイプで、
とっても書きやすいのです♪
書きやすいペンを持つと仕事がはかどります~
さて、住宅ローンの支払いが滞ると、督促状などが届きますが、
ある一定の期間を過ぎると
「期限の利益喪失通知」
が来ます。
その名の通り、期限の利益を喪失します。
という通知です。
では、「期限の利益」とはどんな利益なのでしょうか?
「期限の利益」とは、
債務者に一定の期限を与えることで、債務者に与えられる利益のことです。
わかりやすく説明すると、
例えば、
Aさんが、銀行から住宅ローンで2,000万円を借りたとします。
その時に、
○○年で金利が○%、月額○○円ずつ返済し、
○○年後に2,000万円の支払いを終えます。
ただし、1回でも分割の支払いの約束が守れなければ、
残額を一括で返済してもらいます。
という契約をします。
その返済の完了を○○年間待ってもらうということが「利益」であり、
その「利益」を「期限の利益」といいます。
つまり、債務者に与えられる一定の期限=利益ということで、
その分割払いの約束ができなくなったときに、その「期限の利益」が
無くなり(喪失し)、一括での返済を迫られてしまう状態になります。
また、契約の内容によっては、返済ができなくなったこと以外に
「期限の利益喪失」する事項がある場合があります↓
例えば債務者が、
・手形が不渡りになったとき
・銀行取引停止処分を受けたとき
・競売、差押え、仮差押えなどの処分を受けたとき
・破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始などの法的手続を開始したとき
・その他、契約条項に違反したとき
などです。
期限の利益を喪失すると、次に来るのが
「一括請求」
です。
毎月の支払が厳しい状況で、いきなり一括を支払うなど不可能ですよね。
難しい場合は、差押えや競売など法的手続きに入ることになります。
まずは、期限の利益を喪失する前に解決できることがベストですが、
それが難しい場合、期限の利益を喪失してしまった後でも解決策はあります。
出来る限り早い対応が解決のカギになります。
通知がきたら開封して確認することが大切です。
・意味がわからない。
・どうしていいかわからない。
・開封したくない。
という場合でも大丈夫。
わかりやすく説明しますので、捨てずに見せてくださいね。